SONY α7s

SONYから凄い一台が誕生した。
その名はα7s
4K収録を可能にしたフルサイズミラーレス機だ。

いまこのカメラが世界中で話題になっている。
それも4Kが収録可能だから、ということではないと思う。
あくまで1080p収録で撮影できる現存カメラの中で、
最もクリーンで精緻な画を叩き出すカメラとしての価値が光っているからだ。

ISO感度409,600までを可能にした超高感度。
これが第1のポイント

第2のポイントs-log2
次の映像は主にグレーディング耐性を検証したもの。
なんとこのカメラ、log収録ができる
SONYの業務機種FS700はlog撮影するのに追加オプションとして別途お金がかかった。
標準装備されているのが驚きだ。
logで記録することで広い諧調データを維持したまま、編集に持っていける。
カラコレ作業が苦にならない人にとってはこれだけで買いだ。


そして第3のポイント
EFマウントのレンズ群を「広い画角で、明るく」使えることも魅力。

上記はα7sとzeiss 15mm f/2.8 ZE(現在は国内販売停止中?)の組み合わせで撮影された映像。
レンズはEFマウントだが、MetabonesのSpeedboosterを介して着用しているようだ。
Speedboosterには画角を約0.7倍にし、1段分明るくなるマウントアダプター。
SF映画の世界のような映像が広がっている。

などなど、これまでの常識を覆すような性能と機能に驚かされるばかりだが、
もちろん良いことばかりじゃない。
ローリングシャッターのひどさなんかはその一つだ。
デジイチなので周辺機器も多少揃えなければ扱いづらい。
ただ、欠点も含めて結局は使いようだと思う。

このカメラはあのALEXAに匹敵するダイナミックレンジを有していることも最近話題になった。
現状、低予算でカメラを選ぶとしたらα7sが最適解になることは間違いない。


最後に、Philip Bloomさんが「Awesome!」と連呼するレビュー動画を。