機材を貸し出します。
どうも。
知人を中心にカメラ貸し出しの要望が多かったので、
レンタルをはじめてみました。
数も多くないので、必ずしもご希望の日にちに添えるかはわかりませんが、
それでも普通のレンタル業者よりはだいぶ安いかと思います。
どんな感じか触ってみたい、テストしてみたい、安く済ませたい、等
ご興味ある方は一度下のコメント欄に書き込んでください。
〈カメラ〉
Canon 5D Mark Ⅲ→5,000円/1日
※バッテリー2個付属
Panasonic Lumix GH2→2,000円/1日
※バッテリー2個付属
〈レンズ〉
EF 24-70mm f2.8 L→1,500円/1日
EF 85mm f1.2 L→1,500円/1日
Foigtlander Nokton 17.5mm f0.95→1,000円/1日
L.C.W Fader ND MKⅡ 77mm→500円/1日
L.C.W Fader ND MKⅡ 58mm→500円/1日
〈三脚〉
Manfrotto 701HDV 755XBK→1,000円/1日
〈録音機材〉
Zennheiser MKH416-P48U3(風防付)→2,000円/1日
H4n→1,000円/1日
SONY α7s
SONYから凄い一台が誕生した。
その名はα7s。
4K収録を可能にしたフルサイズミラーレス機だ。
いまこのカメラが世界中で話題になっている。
それも4Kが収録可能だから、ということではないと思う。
あくまで1080p収録で撮影できる現存カメラの中で、
最もクリーンで精緻な画を叩き出すカメラとしての価値が光っているからだ。
ISO感度409,600までを可能にした超高感度。
これが第1のポイント。
第2のポイントはs-log2。
次の映像は主にグレーディング耐性を検証したもの。
なんとこのカメラ、log収録ができる。
SONYの業務機種FS700はlog撮影するのに追加オプションとして別途お金がかかった。
標準装備されているのが驚きだ。
logで記録することで広い諧調データを維持したまま、編集に持っていける。
カラコレ作業が苦にならない人にとってはこれだけで買いだ。
そして第3のポイント。
EFマウントのレンズ群を「広い画角で、明るく」使えることも魅力。
上記はα7sとzeiss 15mm f/2.8 ZE(現在は国内販売停止中?)の組み合わせで撮影された映像。
レンズはEFマウントだが、MetabonesのSpeedboosterを介して着用しているようだ。
Speedboosterには画角を約0.7倍にし、1段分明るくなるマウントアダプター。
SF映画の世界のような映像が広がっている。
などなど、これまでの常識を覆すような性能と機能に驚かされるばかりだが、
もちろん良いことばかりじゃない。
ローリングシャッターのひどさなんかはその一つだ。
デジイチなので周辺機器も多少揃えなければ扱いづらい。
ただ、欠点も含めて結局は使いようだと思う。
このカメラはあのALEXAに匹敵するダイナミックレンジを有していることも最近話題になった。
現状、低予算でカメラを選ぶとしたらα7sが最適解になることは間違いない。
最後に、Philip Bloomさんが「Awesome!」と連呼するレビュー動画を。
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ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7S ボディ ILCE-7S
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- メディア: Camera
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![Carl Zeiss Distagon T*2.8/15 ZF.2 822016 Carl Zeiss Distagon T*2.8/15 ZF.2 822016](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41RKMhymZML._SL160_.jpg)
Carl Zeiss Distagon T*2.8/15 ZF.2 822016
- 出版社/メーカー: カールツァイス
- メディア: Camera
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旧Canon 24-70mm F2.8 Lの良さ
「そのレンズ、普通のレンズと画が違うよね」
とよく言われる。
Canon 24-70mm F2.8 L(旧式)の話。
今年4月にCanon 5D Mark Ⅲユーザーになって、
ボディと同時に購入したのがそれだった。
とっても性能のいい新型が出ているのになんで旧式の方にしたかと言うと
最終的に出てくる画の質感が新型より勝っているように(個人的には)思うから。
もちろん新型の性能は各所で実証され、語られてきたし素晴らしいレンズである事は疑いようがない。
単焦点レンズすら超えるバキバキの解像度、色にじみの少なさは驚くべき性能だ。
しかし。
いくら性能が良くても画は旧式の方が好きだ。
このレンズの画作りはどこかしっとりしている。
色合いも深い。
ねっとり、しっとり、こってりだ。
見方によってはこのレンズはぽやぽやしてて、眠い画で、
周辺減光はひどくて、ふざけんなとたたき壊したくなる代物かもしれない(重いし)。
でも、そういう癖が色っぽくていい。
欠点のない道具は逆に魅力的じゃない。
道具は性能やスペックも大事だけど、
それ以上に惚れたものを使ってこそ。
何の話かわからないけど、このレンズに出会えた今年はいい年だった。
それではよいお年を。
5D RAW!!
最近巷を騒がせているこのニュース。
実は私もつい一ヶ月前にMark Ⅲオーナーになっていたので、これほど嬉しい知らせはありませんでした。
Magic Lanternの人たちが開発したファームウェアをカメラにインストールすることでRAW収録が可能になる。
もちろんまだ手探り段階でβ版どころかα版ですらないので動作には注意が必要とのこと。
しかし、今後の動向に目が離せないこと必至。
Pocket Cinema Cameraの映像
こういうのを待ち望んでいた!と言えるカメラなんじゃないでしょうか。
Blackmagic Pocket Cinema Camaera
BMCCより一段階解像度は下がるけども(1080p)、ダイナミックレンジは脅威の13ストップ。
そして何より破格の10万円という価格。
そもそも2Kとか4Kとか、編集環境をまともに構築しようとすれば火傷しかねないハードルの高さ。
それがこのPocketであれば、現環境に簡単に適応させられる。
センサーはBMCCより一段と小さくなるけど、マイクロフォーサーズ用のマウントだからまったく問題無し。
(35mm換算)→(Pocket)
12mm→35mm
17.5mm→50mm
て感じでいままでオリの12mm f2.0とかノクトンのf0.95使ってたユーザーもレンズを手放すことなく使用可能。
GH2を3ヶ月使って感じたこと
昨年の暮れからPanasonic GH2を使い始めまして
いろいろ試行錯誤をしていました。
それまでCanon 7Dを使っていたのですが、
メーカーが変わるとこうも違うのかと。
もちろんいい点もあるのですが、悪くなった点の方が気になりました。
まず、解像度。
これはたしかに良くなりました。
どのレンズを使ってもピシッと決まります。
私感ですがCanon 5D/7Dの1080pとGH2の720pは同等です。
次にビットレート。
開封して即ハッキングしたので元の映像を知らないのでなんとも言えませんが、
7Dと比べるとたしかに精細です。
パッチの種類も豊富で、それぞれ個性があります。
有名なのはDriftwood氏の高ビットレートパッチで、最高176Mbpsを記録。
自分はDriftwood氏の"Sedna A1"(95Mbps)を主に使っています。
あとは、とにかく軽かったですね。
よかったなあと思える点はそのくらいです。
逆にうーんと感じてしまったことは結構あります。
その筆頭がダイナミックレンジの狭さ。
これには愕然としました。
天候の具合にかなり左右されます。
極論すると、晴れの日しか使えません。
また、色が全然でない。
常にくすんでます。
「こんな色だったっけ?」と首をかしげながらのデータ確認になること必至。
Canonは凄かったんだなあと今になって気付く。
あとは、画が硬すぎる。
輪郭がバリバリに硬いです。
コントラストを最低まで落としても全然改善されません。
これは編集でも直せず、収録時のデータがほぼ最終形態になると考えてよいでしょう。
とまあ、実際に使ってみると評判を聞いてるだけではわからない不満点がかなり出てきました。
結論としては、GH2(3)を使う時は照明必須ということです。
ダイナミックレンジの狭さを補うためには、自然光だけでは確実に限界があるように思いました。